【姿勢について】

最近、姿勢についての悩みを持つ方が非常に多く来院されます。

「姿勢が悪いから、○○に痛みが出ると言われました」や「子供の姿勢が悪くて心配・・・」などです。

皆さんはこの様な姿勢にどんな時をイメージしますか?

「仕事で疲れた時」
「部活など運動で追い込んだ時」
「朝起きた時」
「痛みがある時」などなど

共通しているのは「動きたくない時」という方がほとんどだと思います。

確かに姿勢によっては、運動が制限されるので関節や脊柱への負担も変わって来ます。

しかし、その悪いと言われる不良姿勢は、わざわざ自分の意思でやってる方はいないと思います。

おそらく怖いお兄さん達くらいでしょう。

私達は無意識の時は今の自分に「一番無理のない姿勢をするように出来ています。

その姿勢を強制的に変えるというのは、必ずしも良い事なのでしょうか。

そもそも常に良い姿勢を意識するって現実的に可能なのでしょうか。

答えは「NO」です。

考えて追って行きたいのは「なぜ無意識の時に、自分が不良姿勢を選んだか」です。

つまり無意識の時、なぜわざわざ一番無理のない姿勢」として不良姿勢(関節や脊柱に負担のかかる姿勢)をチョイスしたのかという事です。

無意識の時、何が姿勢をコントロールしているかというと、ざっくり言って「脳」です。

その機能と言ったら信じられないほど優秀で、身体の内部と外部を監視するセンサーより情報を取り入れて、その時のベストの姿勢を瞬時に選択しています。

例えば目を瞑って視覚(外部のセンサーの1つ)を遮断するだけで、歩こうとすれば無意識に前かがみになり、いつでも手を付けられるような姿勢になります。この時はまさに不良姿勢です。

外部の情報不足により「動いてほしくない」ので無意識で姿勢が変化します。

動きたくない時の姿勢」と「動いてほしくない時の姿勢」は意外と似ています。

無意識で不良姿勢をしている時は、身体を守る機能が「不良姿勢」という目に見える形で「今、いつもと違うよ」「変に動かすと危険だよ」というサインを出しているのかもしれません。

この時に思わぬケガ(痛み)は起こり易いと思います。

しかし、不良姿勢を放置で良いという訳ではありません。

この場合、情報不足なので、しっかりセンサーを働かせる事が大切です。

私も起床時はいつも不良姿勢です。

そこで毎朝、このようなサランラップの芯で足の裏を刺激します。

気持ち良いだけではなく、「足の裏のセンサー」を刺激するのが目的です。

足の裏は唯一地面と接しているため、ここからの情報はかなり貴重なものです。

情報が増えれば、筋肉や関節への指示も増えるという事なので、より無理のない動きをたくさんの筋肉を使って行います。

「軽さ」や「安定感」つまり「動きやすさ」を獲得できます。

やり方は足の土踏まずの所をちょっと痛いくらいでゴリゴリやるだけです。(30〜60秒)

テニスボールやゴルフボールなどでも代用可能です。刺激が強い方がオススメなので、立ってやった方がいいと思います。

(元から足裏が痛い人は注意)

スポーツの現場も日常生活においても、思わぬ怪我を予防するのにプロセスに対して少しでも「変化を感じる事」とても重要です。

足裏に刺激を入れたら、屈伸運動や前屈などで、する前と後でどう変化があるか比べてみてください。

なんか良いなと思ったら、是非続けてみてください。

【このようなプロセスは他にもたくさんあります。私達の姿勢や動きには必ず、そうなる理由があります。子供に注意したり、意識的に変えようとするだけでなく、「何故そうなってしまうのか」その環境を変える事で自然と良くなる事がベストと思います。】

ご興味のある方はいつでもお気軽にご相談ください。